こんにちは!
最近は更新のペースが遅くてすみません!
せっかく楽しみにしてくださってる方もいるのに(え?いないって?)。。。
だから今日はいつもより張り切って、とっておきのネタについて書きたい!
これは誤解が生んだ、恥ずかしい思いをした話だ。
スペインに住んで丸5年も経つのに、言葉というのは本当に難しい。。。
特におっさんになってから勉強すると、すぐ忘れる。逆に子供の頃の忘れたいことは忘れられないのに。。。最近覚えたことはすぐ忘れる。
ラスベガスのプール・パーティーで上半身裸になった瞬間、誰にも相手にされなかったこと、以前サンセバスチャンの山奥でう◯ち漏らしそうになったことは書いたが、実は三田駅でも同じようなことが起こったこと、高校生の時渋谷でカツアゲされて泣いて家に帰ったこと、
もっと遡ると、、、
小学校の時どうしても生徒会長になりたくて、投票権を持った下級生の一人を100円で買収しようとしたけど、一蹴されたこと、などなど、忘れたいことはなかなか忘れられないのだが。。。
バルセロナの第一言語は実はカタルーニャ語だ、世界で900万人しか話されていない希少な言語だ。
なんだかんだスペイン語と結構違うのでややこしい。ただ、カタルーニャ人全員、スペイン語も母国語レベルで話す。
同じスペイン語だって、地域・国によって結構異なる。例えば、スペインと中南米では同じスペイン語と言っても、発音も結構違うし、使用される単語も違うことがある。少なくても、アメリカとイギリス英語の違いはある。
例えばスペインでは「妻」のことを、mujerという。でも中南米だとesposaという。Esposaは手錠という意味でもあり、中南米では良くも悪くもより夫婦間が密接なのかもしれない。
うーん、スペイン語も複雑だ。
そろそろ本題に入っていこう。
勘違いで恥ずかしい思いをした、ということは、皆さんも一度くらい経験したことがあるのではないだろうか?
今日は私のそんな恥ずかしい経験を皆さんにシェアしたい。そして、この話は私の持ちネタとして重宝しているが、もしすべらなかったら、「すべらない話」として皆さんからも認定してほしい。
そう、この話は2009年まで遡る。
2004年から某外資系証券会社に勤めていた私、2008年12月に、そう、あのリーマンショックの直後に、本場ウォールストリートの本店に異動した。
あの頃は、全て殺伐していた。みんないつ首を切られてもおかしくない、というプレッシャーの中で働いていたので、日本から来た若者を歓迎するなんてムードなんて一切なかった。
ただ持ち前の人懐っこさと猫撫で声で、数ヶ月経つと徐々に社内で知り合いも増えていった。
そして、中南米の金融商品をマーケティングするお偉いさん、Jon Donneという人に出会った。
彼はイギリス人で、絵に描いたようなジェントルマン・スタイルのスーツの着こなしをしていた。当時まだ30代半ば。
その若さでマネージング・ディレクターという管理職に就いていたすごい男だ。
なかなかのイケメン、そして長身。日本にいたら電車の車内広告に頭をぶつけていただろう。
バレーボールに出れば、立っているだけでブロックできるかもしれない。
彼と一緒に中南米の金融商品を日本の金融機関に売ってもらおうと、一緒に仕事をする機会が増え、徐々には雑談をする仲にもなり、アミーゴとも言ってもおかしくない感じになっていった。
少なくても自分ではそう感じていた。
仲良くなれるのには一つの理由があった。
二人には共通の趣味があったのだ。
そう、それはロック・ミュージックだ!
なのでよく好きなバンドの話などで盛り上がった。
ある日、内線で電話がかかってきた。
あの時の興奮した彼の声が今でも忘れられない。
Kings of LeonがMadison Square Gardenでライブやるってよ!
彼は会社のお偉いさんでもあるし、もっと仲良くなるため、言ってみれば、媚を売るためにも、私は言った。
チケット、私が取りますよ!一緒に行きましょうよ!と。
Kings of Leonとは、テネシー・ナッシュビル出身のバンド、当時超有名とまではいかなかったが、オールディーズ的なサウンドを取り得た個性のある音楽で、一定の層からは絶大な支持を集めていたバンドだ。
ただ、自称ロックマニアであったはずの私は、そのバンドを知らなかった。
それがこんな事態を巻き起こすとは。。。後編へ続く
ちなみにサムネイルの写真も誤解が招いたものだ。
当時、20代後半。
ゆるいパーマ(太いロット)をしっかり目(持続するよう)にかけたいと説明したつもりだった。
ただ、気付いたら細いロットで物凄く強くかかってしまった。
完全なパンチだ。
ウォール・ストリートで働いていたつもりが、いつの間にかナニワ金融ストリートになっていた。。。
一応硬い仕事だっただけに、派手な髪型はご法度だ。
完全にピンチだ。
ただ、数日後のハロウィーン・パーティーは、コスチューム要らずでも仮装していると思われて助かった。。。
夫