スペインの好きな食べ物 ベスト5 最終編 by  夫

スペインの好きな食べ物 ベスト5 最終編 by  夫

こんにちは!

前回のブログ更新からだいぶ時間が経ってしまいましたが、皆様お元気でしょうか?日本はもう梅雨が明けたようですね!はやっ!

 

ブログの更新が怠っていたのは、最近全然反響がないのでいじけていたのです。。。苦笑 

というのと、先週イタリアに行っていました。ローマから入り、その後、アマルフィ、ポジターノ、ナポリに行ってきました。バカンスですし、とても良い時間が過ごせました。ご飯も美味しかったなー。

が、今回自信が確信に変わりました!(松坂風)

どちらも行ったことなく、今度の海外旅行はどちらにしよう、と迷っている方、間違いなくスペインをお選びください。基本日本ではイタリアの方が人気があると思いますが、絶対スペインの方が良い時間を過ごせると思います☺️まあ理由はいくつかあるのですが。

 

スペインの旅程、提案しますよ!

 

さて、前回までに好きな料理第5位から第2位までを発表したが、今回はその続き、すなわち第1位を発表したい。

 

そう、第1位は想像に難くないと思うが、


米料理!

スペイン料理といえば、パエリアを最初に思い浮かべる人も少なくないのではないだろうか?

日本人に比べると一人当たりの消費量は5分の1程度だが、欧州の中ではイタリア、ポルトガルと並んで最もお米を食べる国の一つだ。

実際、パエリアは美味い。

一般的には、パエリアというとエビや貝など魚介類の入りのものを想像するだろう。

ただ、パエリアと言っても、実は種類はとても豊富だ。発祥の地であるバレンシア風のパエリアではウサギ肉とインゲンを使ったシンプルなものだし、Arroz Negroと呼ばれるイカ墨パエリアも外せない。

Arroz Caldosoと呼ばれるスープ・パエリア(基本ロブスターベースのものが多い)も、冬にはもってこいの逸品だ。特にメノルカ島で食べたものはいまだに忘れられない。私がバルセロナで一番好きな(一番お世話になっている)レストランGaudimではBerbechos(以前紹介した日本にはない貝)のパエリア、ラムのパエリアなんてのもある。

Gaudimのシェフ・セミによるととにかく米を薄〜く、薄〜く敷くことがおいしくするコツらしい。

 

一般的な魚介のパエリア

 

 

ロブスター・スープパエリア

 

Gaudimの裏メニュー Berbechosのパエリア

 

また、各地でご当地パエリアが存在し、タラゴナで食べた鰯のパエリアは、猫ひろしがカンボジアに帰化した時くらい衝撃を受けた。

ちなみに筆者は東京に住んでいた時、美味しい鰯を食べたくて銚子まで行ってしまうほど、鰯好きである。

鰯を下魚なんて絶対言ってはいけない、体は小さいがインパクト十分、そう、まるで猫ひろしだ!

 

食べたことないが、東南部の方では、日本人が大好きな鰻のパエリアもあるらしい。ただ、実は私は鰻はあまり得意ではない。では、「うなじ」は好きか?と聞かれれば、そんな趣味もない、と答えるだろう。

 

これはこちらに来て初めて知ったのだが、スペイン人は夜にはパエリアは絶対に食べないらしい。

それは単純に夜食べるのには重すぎる、という理由のようだ。また、彼らにとっては家庭料理だからレストランで食べることもあまりないようだ。

一度地元の友達Joaquimさんの家に呼ばれて振る舞ってもらったパエリアは確かにめちゃくちゃ美味かった。これなら外でわざわざ食べなくても良いな、と思った。

このJoaquim氏、ローライズのジーパンでパエリアを作ってる間ずっとハンケツだった。

こんなことを書くと「尻フェチか?」と聞かれてしまうかもしれないが、全くそんな趣味もない、と答えよう。

 

庭でパエリアを調理するハンケツJoaquim氏。このようにパエリア専用のコンロを持っている家庭も多い。

 

 

火を通しすぎないよう最後に海老を並べて完成。家庭でもこの完成度

 

米料理といえばパエリアだけではない。

Arroz a la Cubanaと言われるキューバ風ライスはここで大人気の料理だ。有名なサッカー選手ジョルディ・アルバもインタビューで好物はキューバ風ライスと答えている。

どんな料理かというと、お米の上にトマトソース、焼きバナナ、目玉焼きが載っているシンプルな料理だ(え?シンプルか?)。何気に結構美味い。

 

 

よく子供の迎えに行く前に食べていたArroz a la cubana 

 

世界屈指の左サイドバック、ジョルディ・アルバとラッキーな息子 

 

余談だが、我々現地に住む日本人には白米の存在はもちろん重要だ。

やはり家では日本食を食べるから、白米は欠かせない。スペインでは「みのり」というタラゴナ産のあきたこまちが販売されており、それが非常に美味い。

正直日本で食べる米とそんなに遜色ないと思う。

私が、最初に海外に住んだ約30年前、ドイツだったのだが、そこで売られていた日本種米(多分カリフォルニア米の輸入もの)を食べた時に、日本で食べているお米に比べあまりにも不味かった記憶がある。

海外で作る日本種米もここまで進化したかと思うと、私は何もやってないけど、勝手に感慨深い。

 

実はスペイン移住した当時は、この美味しいお米を利用し、おにぎり屋を開けたいと思っていたのだ。

実際、銀座のおにぎり屋で修行されていただいたたり、空き店舗を契約寸前までいったりしたのだが、コロナなどの影響もあり、結局未だにできていない。。。その間にバルセロナにも何件かおにぎり屋さんができており、ちょっと今更感も出てきてしまった。。。

 

またまた、余談だが、この「みのり」は最近まで5キロ19ユーロだったのだが、最近インフレの余波で24ユーロまで値上げされた。毎日食べるだけにかなり痛い。

 

日本に住んでいると円安で海外のものが特に高いと感じられるかもしれない。ただ、私たちは円安/ユーロ高(足元ユーロは落ち着いてきましたが)だからといって、決して値上げはしておりません!

というか、円安にも負けず、今週からセール始めてます!最大30%オフと、とてもお買い得になっておりますので、是非色々見てみて下さい(そして購入してください!)。

 

 

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