スペインの好きなところ TOP5 Part 2 by 夫

こんにちは!GWも終わって日常に戻ってしまいましたね。皆様、どの様に過ごされましたか?徐々にコロナ関連の規制が緩和され、久しぶりに羽を伸ばされた方も多かったのでは?!

バルセロナは完全に春になりました。毎日快晴でめっちゃビール日和です!気温も上がって、もうマスクをしている人も見なくなりました。

さて、今日は好きなところTop 5の続きを書いておこうかと思います。続きが気になって眠れなかったあなたに朗報です!

おさらいになりますが、5位が海と山がある、4位は天気が良い、3位は物価が安い、でした。さて、果たして2位、1位は何なのか?

まさかあんなことやこんなことがランクインしてるのか?では、発表していきましょう!

 

 

第2位 ご飯が美味しい

なんとこれが2位か!1位じゃないの?と一人ツッコミしてみました。

自称グルメの私にとって、いや、誰にとってもご飯が美味しくなければ生活に困ることになる。食べるのが体の資本!

食べ物が口に合わないと、健康にまで害が出てくる。

バランス良く食べる食事の影響が大きいのか、実はスペインも長寿国の一つだ。

平均寿命の長さは83.3歳で堂々たる世界第5位だ。

興味深いことに、2040年までには日本を抜いて世界1位になるとも言われている。う◯ちを踏んでも長く生きられると思えば、うん◯も大した問題じゃないと思えてくる。

もちろん日本人にとって、いや、多くの外国人にとっても日本がおそらく世界で一番食事が美味しいのは周知の事実だ。だから日本ほどではないのだが、スペインの食事情もなかなか良い。日本にもスペイン料理ファンが意外と多いのでは?!

まず素材が良い

野菜、果物、肉、魚と新鮮で良いものが手に入るし、種類が豊富。また、季節によって旬の食材というものがしっかりある。

スペインでは、野菜・果物はスーパーで買って、肉・魚は市場あるいは専門店で買う傾向が強い。市場で売っている肉・魚はスケールがでかい。肉も塊のままディスプレーされており、好きなサイズに切り分けてもらう。また、魚も一匹単位で売っていて、それを好きなように捌いてもらう。ここではコミュニケーションが必要なのでスペイン語の練習にちょうど良い。

市場は見るだけでも面白いので、観光客が必ず訪れる場所だ。

 

個人的に他の諸外国との一番の違いを挙げると、やはり層の厚さが半端ない魚介類だ。市場にくればあなたもきっと口ずさむだろう、あの歌を。

さかな、さかな、さかな〜♫ あのさかな君の甲高い声が頭の中に響き渡る。

だいたい魚屋さんに行くと、常に魚だけで20種類、貝類だけで4、5種類、海老だけで3、4種類以上もある。日本でも見ないようなものもたくさんある。また日本でしか食べなさそうな、なまこ、亀の手、シャコ、あんこう、マテ貝、魚卵系などもこちらでは人気の食材だ。

魚が豪快に店頭に並ぶ姿を見て、「海の宝石箱や〜」と思わず彦摩呂のようにに叫んでしまうことだろう。

 

スペインにおける一人当たりの魚の消費量は、モルディブなど全く畜産業をやってなさそうな小国を除くと、日本と並び世界でもトップクラスだ。

出所によって結構異なるのだが、日本に次ぐ世界2位というデータもあったり、アイスランド、ノルウェー、韓国、ポルトガルに次ぐというデータもあったりするが、有数の魚介消費国であることは間違いなさそうだ。

 

鮮度でいうと、もちろん日本のように採った魚を神経にしたりは流石にしないので、日本の魚には劣るし、生で食べられる魚は少ない。

ただ、十分に新鮮で美味しいし、マグロ、鮭、タラしか食べられないアメリカに比べると100倍良い。と言い過ぎるとアメリカの漁業関連の方達に、羽交じめにされてしまいそうなのでやめておこう。この場がしめっぽくなる。

 

気付いたら、またエミネム並みに韻を踏んでしまった。ここだけの話、筆者のカラオケの十八番はエミネムのLose Yourselfだ。ただ、ヒップホップが好きなわけでなく、好きなジャンルはロックだ。

ちなみに息子の名前もロック(ROCK)だ。なんてキラキラ・ネームだと皆さん思われるだろう。ただ、偶然だったのだが、バルセロナがあるカタルーニャ州では、ロック(ROC)というのはポピュラーな名前の一つだ。移住前に付けた名前なのでそれは知らなかったのだが。

 

野菜や果物も種類だけ見れば、日本と遜色なく、色々なものが手に入る。ただ、もちろんデパ地下で売っている様なクオリティの日本の野菜と果物にはかなわないが、十分美味しい。

特に、クオリティ対比で値段が安く、美味しい苺も1キロ800円くらいだし、マンゴーもすごく美味しいのでも一個500円くらいだ。

トマトや玉ねぎだけ言えば日本より美味しいかもしれない。この季節はトマトだけでも何種類も出回る。玉ねぎも生でも甘くて美味しい。アメリカで食べていたものとは大違いだ。ただ、あまり言うとアメリカの農家の方に泣かされてしまうかもしれない、玉ねぎを切っているわけでもないのに。

 

また野菜・果物にはしっかり旬があるのが、季節を感じられて嬉しい。

例えば、春のアーティチョーク、苺、トマト、さくらんぼ、夏の桃、すいか、秋のきのこ、イチジク、冬のみかん、グリンピース、ネギ、柿、これらの商品が店頭に並ぶと季節を感じられるし、何よりも旬のものは本当に美味しい!

ちなみに柿は、スペイン語でもCaqui(カキ)だ。ちなみに牡蠣は、カキではなく下記の通りだ(韻に注目!しつこい)。ただのオヤジギャグだ。

牡蠣はOstra(オストラ)。

スペインでよく使われる感嘆詞でHostia(オスティア)という言葉があり、これは英語でいうsh*tやf*ckという感じで悪い言葉だ。絶対にお子様に教えてはいけない。

ただ、この悪い言葉をちょっと優しく言いたい時にHostiaの代わりにOstras(オストラス)という。でもなぜ牡蠣なんだろう?皆さんもお子様に聞かれたくない言葉を発しそうになったら、「牡蠣!」と言い換えてみてください。

 

食材がいいだけに、レストランも平均的にレベルが高い。もちろん日本人からすると基本ちょっと味付けが濃いのだが、フランス料理の様にたっぷりバターやクリームを使ったりせず、どちらかと言うと塩、オリーブ・オイル、ガーリックなどで味付けはするものの、素材の味を生かす料理が多いので日本人の口には合う。

 

タパスの様に安価でちょこっと食べれる店でも、それなりに美味しい店が多いし、逆にミシェランの星が付くような店も多い。

皆さんも良くご存知のグルメな街、バスク地方のサン・サバこと、サン・セバスチャンは、面積対比のミシェラン星付きレストランの数が何と世界で第二位だ(1位は京都)。

一方で、関西地方のケン・コバこと、ケンドー・コバヤシは私が直近調べた吉本芸人人気ランキングでは圏外だった(1位は明石家さんま)。そう考えると、サン・セバの全世界2位というのはかなりの凄みを感じる。そう思うのは私だけか?

 

食事に関しては、色々書いていくとキリがないので、今度好きな食べ物トップ5ということで詳細を書きたいと思う。

ということで、食事が美味しい!、というのが見事に第2位に輝きました。

さて、次はとうとう第一位の発表です!ここで一旦コマーシャル!

 

P.S. 日本もだいぶ夏らしい天気になってきたようですね。某予備校講師も言ってました。いつ夏服買うの?今でしょ!と。当店では、皆様の超可愛いお子様にとっても似合う超可愛い服をたくさん揃えています。是非見てみてください!

 

 

 

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